2026/9/18
栗の季節。おばあちゃんたちの手仕事
今年も、栗の季節がやってきました。
私たちが暮らす仙北市西木町は、栗の産地として知られる土地です。
この地域の特産「西明寺栗」は、約300年前から栽培されてきたといわれています。大きなものでは60gを超えることもある、とても立派な栗です。
そんな栗が採れ始めると、わが家でも始まるのが栗剥き。
そして毎年思うのですが、
おばあちゃんたちが、とにかく速い。
包丁を入れて、くるり、くるり。
話をしながら、笑いながら、手元は止まりません。
こちらが一個の栗と格闘している間に、隣を見ると、もう何個もきれいになっています。
「どうやったら、そんなに速く剥けるの?」
と聞いても、きっと本人たちにとっては特別なことではないのでしょう。
毎年、栗の季節になれば栗を剥く。
何十年も繰り返してきた、秋の日常です。
こういう手仕事は、レシピにもマニュアルにも書けません。
包丁を入れる角度も、栗を持つ手の動きも、力の加減も。
長い年月の中で、自然と手が覚えているのだと思います。
そして、何より楽しそう。
二人で笑いながら栗を剥いている姿を見ていると、栗のおいしさだけではなく、こんな時間そのものが西木の秋なんだな、と感じます。

