2026/9/8
こはぜとは?秋田で親しまれる「ナツハゼ」の実。ブルーベリーとの違いも紹介
秋になり、こはぜが黒い実をつけました。
赤く色づき始めた葉の間に、小さな黒い実が房になって実っています。毎年この姿を見ると、秋田にも秋がやってきたことを感じます。
こはぜとは?
こはぜとは、一般に「ナツハゼ」と呼ばれる植物のことで、秋田では「こはぜ」という名前で親しまれています。ブルーベリーと同じツツジ科スノキ属の仲間で、秋になると黒紫色の小さな実をつけます。
見た目はブルーベリーによく似ていますが、実は小さく、そのまま食べるとかなり酸味があります。
秋田では昔から食べられてきた、身近な秋の実りのひとつです。
こはぜとブルーベリーの違いは?
こはぜを初めて見る方からすると、「小さなブルーベリー?」と思うかもしれません。
実際、こはぜとブルーベリーは同じツツジ科スノキ属の仲間です。しかし、実際に食べてみると味にはかなり違いがあります。
こはぜ(ナツハゼ) | ブルーベリー | |
|---|---|---|
分類 | ツツジ科スノキ属 | ツツジ科スノキ属 |
実の色 | 黒紫色 | 青紫〜黒紫色 |
大きさ | 小粒 | こはぜより大きいものが多い |
味 | 酸味が強い | 甘酸っぱく、生食しやすい |
食べ方 | ジャム、ソース、加工品など | 生食、ジャム、お菓子など |
ブルーベリーは熟した実をそのまま食べても甘くおいしいのですが、こはぜは、そのまま食べると「酸っぱい!」と感じるほど酸味があります。
この酸味こそ、こはぜならではの特徴です。
こはぜはそのまま食べられる?
こはぜの実は、そのまま食べることができます。
ただし、ブルーベリーのような甘さを想像して食べると、かなり酸っぱく感じると思います。
NORICHIEでも実際に採れたものを食べますが、生でたくさん食べるというよりも、この酸味を活かして料理や加工に使っています。
こはぜはどうやって食べる?
こはぜは砂糖を加えてジャムにすると、強い酸味がほどよく残り、甘酸っぱい味わいになります。
NORICHIEでも、収穫したこはぜをジャムにしています。
そして、もうひとつ気に入っている使い方が、ローストビーフのソースです。
こはぜの酸味と果実らしい風味は、牛肉の旨みとよく合います。甘みなどを加えてソースに仕立てることで、生で食べたときの強い酸味が、肉料理を引き立てるアクセントになります。
「果物だからデザートに」というだけではなく、料理にも使えるのが、こはぜのおもしろさです。
秋田で出会った、小さな秋の実り
ブルーベリーほど全国的に知られている果実ではありませんが、秋田では「こはぜ」という名前で親しまれてきました。
NORICHIEのこはぜも、実が黒くなり、葉は少しずつ鮮やかな赤へ。
黒い実と紅葉した葉の組み合わせはとても美しく、食べる楽しみだけでなく、秋の庭を彩ってくれます。
庭や畑で育ったものを収穫し、その季節の料理に使う。
今年のこはぜも、ジャムや料理にしながら、NORICHIEの秋の食卓で楽しみたいと思います。

