2026/9/10
紫蘇の実を収穫。秋だけのプチプチとしたご飯のお供
毎年、畑ではたくさんの紫蘇が育ちます。
夏の間は、香りのよい葉を薬味や料理に使ってきましたが、9月に入り、少しずつ秋の気配を感じるようになると、紫蘇にも小さな実がつき始めます。
今朝は、その「紫蘇の実」を収穫しています。
写真を見ると、茎に沿って小さな実がたくさん並んでいるのが分かります。収穫するのは、この実がまだやわらかく、指で触れると中に粒を感じるくらいの頃。時期を逃して硬くなってしまう前に摘み取ります。
紫蘇の実は、秋だけの楽しみ
収穫した紫蘇の実は、我が家では醤油漬けにします。
小さな実なのですが、口に入れるとプチプチとした独特の食感があり、噛むたびにほんのりと紫蘇の爽やかな香りが広がります。
これが炊きたてのご飯によく合います。
白いご飯の上に少しのせるだけでも十分。シンプルですが、毎年この季節になると食べたくなる、我が家の秋のご飯のお供です。
小さな紫蘇の実には栄養も
紫蘇は昔から日本の食卓で親しまれてきた香味野菜です。
紫蘇の葉にはβ-カロテンをはじめ、ビタミンやミネラル、ポリフェノールなどが含まれています。また、紫蘇特有の爽やかな香りの成分の一つが「ペリルアルデヒド」です。
そして紫蘇の実も、葉と同じ紫蘇ならではの香りを楽しめるだけでなく、種子には脂質が含まれ、その中にはα-リノレン酸(オメガ3脂肪酸)も含まれています。
昔から紫蘇が食用として大切にされてきたことを考えると、こうして葉から実まで季節に合わせていただくことそのものが、昔ながらの知恵なのかもしれません。
畑で採れたものを、その日の食卓へ
春から夏は紫蘇の葉をいただき、秋が近づくと今度は紫蘇の実をいただく。
同じ一本の紫蘇でも、季節によって楽しみ方が変わります。
畑にあるものを収穫し、その日の料理に使い、余ったものは醤油漬けにして少しずついただく。特別なことではありませんが、こうした毎日の積み重ねが、元気に長く暮らすための小さな秘訣なのかもしれません。
今年も紫蘇の実を醤油漬けにして、秋の味覚を楽しみたいと思います。
炊きたてのご飯に、プチプチの紫蘇の実。
私たちにとって、秋の訪れを感じさせてくれる味のひとつです。

