2026/6/3
オルラヤが咲くたびに思い出す、スーパーマリオの「無限増殖」
今年も庭でオルラヤが咲き始めました。
真っ白なレースのような花を咲かせるオルラヤは、ナチュラルガーデンやイングリッシュガーデンでも人気の植物です。繊細で可憐な見た目とは裏腹に、とても生命力が強い花でもあります。
実は我が家のオルラヤは、ほとんど手をかけていません。
花が終わると自然に種を落とし、翌年になると「あれ?こんな場所にも?」というところから芽を出します。年々少しずつ増え、今では庭のあちこちで白い花を咲かせるようになりました。
毎年この光景を見るたびに、小学生の頃に夢中になったファミコンのスーパーマリオブラザーズを思い出します。
当時流行った「無限増殖」。
階段のような場所でノコノコをうまく踏み続けると、1UPの音が鳴り続けて残機がどんどん増えていく、あの裏技です。最初は1UP、2UPと増えていき、そのうち画面の端に表示される数字がどんどん大きくなっていくのを見て大興奮した記憶があります。
オルラヤを見ていると、その無限1UPと少し重なります。
今年咲いた花が種を残し、その種がまた翌年花を咲かせる。そしてさらに種を残して増えていく。
誰に教わるわけでもなく、誰かに頼るわけでもなく、自分の力で世代をつなぎながら増えていく姿には、植物のたくましさを感じます。
もちろん、庭いっぱいに増えすぎることもありますが、それもまた自然の力。
春から初夏にかけて、風に揺れる真っ白なオルラヤを眺めていると、「今年も無限1UPが始まったな」と、つい笑ってしまいます。
ガーデンカフェ&デリカテッセンkimotoの庭や、NORICHIEの周辺では、これからバラや宿根草たちも次々と開花していきます。
毎年同じようでいて、少しずつ違う景色を見せてくれる庭。
自然が作り出す「無限1UP」を楽しめるのも、この季節ならではの楽しみです。

